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子供との毎日と手作りと


by shinya_kobo
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幼稚園についての講演会

なんとか幼稚園連盟みたいな講演会があり、
保護者代表として何名か出席を依頼されました。(聞きに行くだけなんだけど)

役員5人でジャンケンポン。

負けたので出席してきました。



乗り気ではなかったモノの、講演の先生のお話はとても面白く、充実した時間でした。












先生の園でプレイハウス(丸太小屋?)に入って男の子達が遊んでいました。
そして、入り口にひもを掛け
「これは鉄の扉だから、絶対にだれもはいれないんだ」
そこへ年少の女の子がやってきて、ひもをくぐってはいろうとする。
「鉄だからとおれないんだよう。くぐっちゃだめやろ。」
女の子は「だってひもだもん。」

そして押し合いになり、ひっかき傷を作ってしまったというエピソード。


年少(3歳くらい)のこどもは、主観から客観がそだつ境界期なんだそうです。
自分の現在の気持ちと(主観)と、一般論(客観)の区別が始まるとき。

3歳前後のお子さんがいる方、一度聞いてみてください。

・おなかがすいたらどうする?→たべる
・眠たくなったらどうする?→寝る

そして

・信号が赤ならどうする?→止まる
みたいな常識を知る段階へと進むそうです。




まだ客観が育っていない子は

・おなかがすいたらどうする?→すいてないよ
・眠たくなったらどうする?→ねむくないもん

そして
「これは鉄の扉だから」→「ひもやん?」
になってしまうんだって



それを育むのが園生活であり、集団の意義とけんかの必要性みたいな話だったのですが

私聞きながらちょっと勘違い
・おなかがすいたらどうする?→ごねる
・眠たくなったらどうする?→ぐずる
と、心の中で答えてました。(3歳からやり直さなくちゃ!)







そういえば我が家の姉弟
けんかも多いけれど、ごっこあそびも大好き。

お姉ちゃんが4歳、弟が1歳(まだしゃべれない)のころから
いろいろな設定の中で遊んでました。

姉「ここ(お部屋)は海だからお船(座布団)から下りたらサメが来るわよ!」
弟「うん。うん。」
姉「あぶないわ!ザブンがくるわよっ!」
弟「あー。あー。」
姉「たいへんよ!大きなザブンだわ!」
弟「おー。おー。」

そしてお姉ちゃんに、座っている座布団(お船)をひっくりかえされて
弟はおぼれながらとなりの座布団に必死でよじ登ってました。

うちの姉弟は大丈夫。
姉弟のメリット、今さらながらひとつ発見でした。




相手に気持ちになって思いやるっていう、次の段階を欲しがるのは
ハハ、欲張りでしょうか?
by shinya_kobo | 2006-06-30 21:48 | 日記